私は、その場で話すことが苦手です。電話は特に苦手で、顔が見えない相手に、聞いて、考えて、すぐ返すことが難しいと感じてきました。この記事では、そんな私が今、場面ごとに使っている連絡の手段を整理します。すべて私自身が続けている方法で、効果は人によって違うと思います。

場面別・私の使い分け
予約をするとき
美容院の予約は、電話ではなくネットからしています。自分のペースで内容を確認しながら予約できるので、私にはその方が楽です。昔は電話で予約することができず、母に頼んでいたこともありました。詳しくは、美容院でうまく希望を伝えるためにしていることに書いています。
電話をかけなければならないとき
どうしても電話が必要なときは、伝えたい要件を先にメモしてからかけます。何を話せばいいのかをあらかじめ書いておくと、電話中に分からなくなってしまうことが少し減ります。くわしくは、電話が苦手だったに書いています。
友達や知り合いと連絡をとるとき
連絡をとるときは、わざわざ電話をするより、LINEなど文字でやり取りすることがあります。文字なら、自分のペースで考えて返せます。約束をするときも、前日に文字で確認しておくと安心です。
病院の診察のとき
診察で話したいことは、あらかじめメモして、それを見ながら話します。以前は、自分の状態や気持ちを紙に書いて、診察のときに先生へ渡していました。詳しくは、診察で話せない人のための診察メモの書き方にまとめました。
買い物のとき
店員さんに声をかけられたときは、「大丈夫です。ありがとうございます」と短く返します。試着のときも、「試着してもいいですか?」と一言だけにしています。詳しくは、買い物は好き。でも店員さんに声をかけるのは緊張するに書いています。
つらいことがあったとき
つらいことがあったときは、まず自分しか見ない日記に書き出します。書いているうちに気持ちが少し整理されて、「これなら誰かに話してみようかな」と思えることがあります。そのうえで、医学的なことは主治医に、日常の困りごとは夫に聞いてもらっています。
使い分けの考え方
私が大事にしているのは、次の3つです。
- 電話を使わなくてもできることは、電話を使わない
- 話す前に、書いて整理する
- 自分が使いやすい方法を選んでもいい、と考える
昔は「電話できなければいけない」「話せなければいけない」と思っていました。でも今は、話すことだけが気持ちを伝える方法ではないと思えるようになって、少し楽になりました。
周りの人にお願いしたいこと
電話や対面が苦手な人に連絡をするときは、LINEやメールなど、文字でも連絡できる方法を用意してもらえるとありがたいです。「電話で話せない=連絡する気がない」ではない、と知ってもらえたら、うれしいです。
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この記事を書いた人
かおり。選択性緘黙とASDの当事者です。プロフィールはこちら
この記事は私個人の体験をまとめたもので、医療上の助言ではありません。体調が心配なときは、医療機関や専門の相談窓口に相談してください。詳しくは免責事項をご覧ください。