はじめまして、かおりです。私は、日々の生活の中で「どうしてこんなに疲れるんだろう」「どうしてうまくできないんだろう」と感じることがたくさんありました。人との関わり方、予定の変更、音や周りの環境、毎日のちょっとしたことなど、他の人にとっては普通にできることが、私にはとても大変に感じることがあります。

以前は、それが自分の性格の問題なのかなと思っていました。「もっと頑張らなきゃいけない」「みんなはできているんだから、自分もできるはず」。そう思って、無理をしてしまうこともありました。
ASD(自閉スペクトラム症)とは
ASDは、発達障害のひとつで、人とのやり取りやコミュニケーションの取り方、物事の受け取り方、こだわりや感覚の過敏さなどに特徴があるとされています。現れ方は人によって大きく違います。診断は医師が行うもので、この記事は私個人の体験をもとに書いています。くわしい説明は、発達障害情報・支援センターなどの公的な情報で確認してください。
私が困ってきたこと
私が日常で困ってきたことを、場面ごとにまとめます。それぞれ、詳しい体験は別の記事に書いています。
- 言葉をそのまま受け取ってしまう:冗談か本気か分からなかった、「一生の友達ね」と言われて引っかかった、待ち合わせに友達が来なかった日
- 選ぶこと、質問すること:「どっちがいい?」と聞かれることが苦手だった、質問できなくなっていった
- その場で状況を見て動くこと:体育の球技で身体が動かなかった
- 人から好意を向けられること:話せない私は嫌われていると思っていた
- 電話や接客など、その場で話す場面:電話が苦手だった、買い物で店員さんに声をかけるのが緊張する
自分に合う方法を探すようになった
でも、自分について知っていく中で、少しずつ「自分にはこういう特徴があるんだ」と考えられるようになりました。そして、生活の中で困ることがあったときには、できるだけ楽に過ごせる方法を探すようになりました。便利なものを使ってみたり、やり方を変えてみたり、最初から無理をしないようにしてみたり。うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。
具体的には、次のような工夫をしています。
- 電話をする前に、伝えたい要件をメモしておく
- 美容院の予約はネットでする
- 診察で話したいことを、事前にメモしておく
- 約束は、前日に文字で確認する
- 分からないことは、早めに夫に聞いて整理する
それぞれの工夫は、話すのが苦手な私の連絡手段の使い分けにもまとめています。
このブログで伝えていきたいこと
このブログでは、そんな私の日々の経験を少しずつ書いていきたいと思っています。「これを使ったら少し楽だった」「こうしたらうまくいった」「これは私には合わなかった」。そんなことも、できるだけ正直に残していくつもりです。同じように生きづらさを感じている方にとって、何かひとつでも参考になるものがあれば嬉しいです。
この記事を書いた人
かおり。選択性緘黙とASDの当事者です。プロフィールはこちら
この記事は私個人の体験をまとめたもので、医療上の助言ではありません。体調が心配なときは、医療機関や専門の相談窓口に相談してください。詳しくは免責事項をご覧ください。