診察で話せない人のための診察メモの書き方|そのまま使えるテンプレート付き

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診察室で「どうですか?」と聞かれて、何をどこまで話せばいいのか分からなくなる。私は大人になってから、そんな経験をしてきました。この記事では、私が先生に提案してもらって続けてきた「紙に書いて持っていく方法」を、誰でも使えるテンプレートにまとめます。診断や治療の助言ではなく、あくまで私の経験からの工夫です。

診察で話せない人のための診察メモの書き方|そのまま使えるテンプレート付き

私が紙に書いて持っていくようになった理由

先生から質問されても、何を話せばいいのか、どこまで話せばいいのか、何を大事なこととして伝えればいいのか分かりませんでした。そんな私に、先生が「あらかじめ紙に書いて持ってきてみたらどうですか」と提案してくれました。それから、自分の状態や気持ちを紙に書いて、診察のときに先生へ渡すようになりました。その方法は何年も続きました。口でうまく説明することは難しくても、紙に書くことなら少し伝えやすかったからです。

私の体験は、病院で何を話せばいいのか分からなかったに詳しく書いています。

診察メモのテンプレート

次の項目を、そのままコピーして使ってください。全部を書く必要はありません。書けるところだけで大丈夫です。

  • 今いちばん困っていること(1〜2行)
  • 前回の診察から変わったこと(よくなったこと/悪くなったこと)
  • 眠れているか、食べられているか(「眠れている」「あまり食べられない」など短くてかまいません)
  • 薬について気になること(飲み忘れ、体調の変化など)
  • 先生に聞きたいこと(聞きたい順に番号をつける)
  • 今日、話せなかったときのために、伝えたいこと

書き方の例(イメージです)

次は、書き方のイメージを示すための例です。私の実際のメモではありません。

今いちばん困っていること:夜になると不安が強くなって、眠れない日が増えました。
前回から変わったこと:食欲は変わりません。
聞きたいこと:①眠れないとき、薬を使ってもいいですか? ②この不安はいつまで続きますか?

診察でのメモの使い方

  • 診察室に入ったら、最初に「話すのが苦手なので、メモを渡してもいいですか」と一言伝える(それも難しければ、黙って渡してもかまいません)
  • 先生が読んでいる間は、待っていて大丈夫です
  • 診察後に、先生に言われたことを、短くメモしておく
  • 次回に向けて、書ききれなかったことを足しておく

「他に何かありますか?」に困ったとき

診察の最後に、「他に何かありますか?」と聞かれることがあります。そんなときも、メモの「聞きたいこと」を見ながら答えられます。話したいことが何もなかったわけではなく、その場で選んで、順番をつけて、言葉にすることが難しいだけだったのだと、私は思っています。

話しやすい先生・病院を探すことも大切

私は病院を変えてから、以前より話しやすくなりました。話を急がせず、こちらの話を聞いてくれる先生だと、安心します。もし今の診察で話しづらさが続くなら、そのことを先生に相談したり、病院を変えたりすることも、選択肢のひとつだと思います。また、訪問看護など、診察以外に話せる場所があると、診察で伝えきれなかったことを話せることもあります。

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この記事を書いた人
かおり。選択性緘黙とASDの当事者です。プロフィールはこちら

この記事は私個人の体験をまとめたもので、医療上の助言ではありません。体調が心配なときは、医療機関や専門の相談窓口に相談してください。詳しくは免責事項をご覧ください。